ずっと後悔していた1年でした。

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今日は、ピリカの命日です。
1年たった今もピリカがうちにいない事実が咀嚼できていません。
正直、ピリカがいなくなってからブログ更新も意欲低下しちゃいました。



仕事も出来ているし、毎日のご飯も食べられるし、テレビを観て笑うこともできる
し、一見日常生活は普通に過ごせているのだけれど、やっぱり自分のからだの
一部が、ずっとどこかに行ってしまったようなそんな気持ちの1年でした。

いまだに、ピリカの手術前に通っていた主治医の病院の前は通れません。
そのクリニックの横には小さな川が流れているのですが、その川にも
近づけなくなりました。ピリカが調子が悪くなってから入院、通院している間、
その河原で、毎回ピリカの状態を友達に話して相談していたら。
あのときは、本当にどこの病院にも「もう難しいですね」と言われて、毎日河原
で呆然としていた記憶があります。
そのことを思い出してしまうので、そのエリアには近づけなくなってしまいました。

ペットロスとかそういうことではなく、なんか消化できてない感じ。
まぁ、世間的にはそれをペットロスと呼ぶのでしょうが……^^;
B.C.のときには、やれるだけのことができ、B.C.もある程度納得できて、
「そろそろ行こうかな」という感じで旅立った感があったのですが、
ピリカはきっと自分でもわかってない感じが「ええええええ???」
「なんで???」という感じで旅立った感じがしてならないのです。
驚いていたのは私だけではなく、ピリカもだったのかな、と思うとなんとも
申し訳なく、やはり後悔が残ってしまうのです。

なんていうと、なんだか毎日下を向いて暮らしていそうな気配ですが、
そんなことはありません^^;
ハナとざらめとの毎日は、楽しくて、とても大事なものです。

でも、ピリカのことはそれとはまったく別の、たぶんずーーーと心の中に
しこりのように残ってしまう出来事なんだな、と思うのです。
でも、そのしこりのように残ることはピリカを感じることでもあるので、
思い出だけでなく後悔も大事に感じていきたいなと。
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でも、本当にピリカは、おもしろく子だったなと、
思い出しては泣いたり笑ったり。
子供のころから猫と暮らしていますが、なかなかいない子でした。
ピリカの最後に立ち会ってくれた友人と、「いつもピリカに会いたいね」
「ピリさんにまた会いたいね」なんていつも話しています。

そんな念が通じたのか、先日友人の家のベランダで野良猫さんが出産をして
その1匹が、ピリカ柄。妙に人懐っこくて、おしゃべりなところがピリカ
に似ているそうです。男の子らしいけど、もしかしたら、友達の家に
姿を変えて戻ってきたのかもしれません。
(私が未確認だからまだわかりませんが^^)。

現在の我が家はというと、ピリカとハナの関係性とは違いますが、
ハナとざらめさんも折り合いをつけつつあります。
ピリカとの場合、ハナはまずピリカがハナを舐めて、
ハナも「ありがとうでし、舐めて差し上げる!」とピリカを舐める展開がありました。
でも、ハナとざらめちゃんはそれがない(汗)。
ざらめがハナに近づいて、頭を下げて「ねえねえ、舐めてよ」と要求。
ハナは、「いいよ~、ここがいいの?」とかやっているうちに、
「ちょっと下手じゃない? そこじゃない!」とざらめがキレる……。
突然のキレに呆然とするハナというのが定番の展開です^^;

猫のいざこざには口を出さないようにしていますが、
これを見ると、「ざらめ~、お願いばっかりはダメよ~、ハナも舐めて
あげてね~!」と言ってみるのですが、まぁ、わかるはずもなく^^;
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↑こちらは、ハナとざらめさんです。

それでも、なんか一緒に寝たりもするので、折り合いはついている
のでしょう。どうにかうまく暮らしています^^
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↑こちらもハナとざらめさんです。

今日の夜中に、不思議なことがありました。
ピリカが旅立った時間の前後に、ハナとざらめちゃんが、天井を見上げて
何かを追いかけているのですが、虫はいません。
「あ、ピリカねえちゃん来ちゃった? 来てるね。おかえり~、ずっといていいよ~」
とみんなでしばし天井を見上げてみました。
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ずっと近くにいてくださいね^^ ピリカさん。
by boochikurin | 2016-06-09 12:53 | ピリカ