病名は“特発性胆管肝炎”。

病名は“特発性胆管肝炎”。_c0134727_23403367.jpg

病名がわかりました。特発性(特発性と呼ばない場合も)胆管肝炎でした。
細菌などが原因で起こる「好中球性胆管炎」と自己免疫疾患で起こる
「リンパ球性胆管炎」の2タイプがあるようです。



ピリカは、好中球の数値が高くないことから、なんと自己免疫疾患のタイプ。
どうも免疫暴走を起こしているようです。
今まで猫とさんざ暮らしてきましたが、この病気知らなかったのです。
猫といえば、腎臓が悪くなる子ばかりで、肝臓疾患を気にしたことがなく。
でも、猫の胆管炎は比較的多い症状ということでした。
犬に比べて、猫の胆管は長くて細くて詰まったり、炎症が起きやすい構造らしくて、
ここにダメージが来ることは、「まれ」ではないそうです。

ピリカの場合、自分のリンパ球が胆管を攻撃してしまい、それで炎症が起きている
らしいのです。なんでや~>< なんで自分の臓器を攻撃するんや~><
でも、自己免疫疾患とはそういうものなんですよね><

カイカイやアトピーちゃんを持っていることが直接的原因ではないし、体質ってこと
でも、遺伝ってことでもないと思います、と先生は言っていましたが、
カイカイも一種の免疫の暴走ともいえるので、その手のものに弱い体質なのかも
しれません。

とりあえずは、細菌とか悪性腫瘍などが炎症原因ではないので、免疫の暴走を
止めるために、ステロイドと胆管を広げる薬を投与。さらに、栄養不足になると
肝臓がダメになるので鼻経栄養で栄養補給というプランでしばらく進むそうです。
数値はそんなに簡単には下がらない子も多くて、少々時間がかかるかもということ。

実は、今朝、せっかく横ばいだった黄疸の数値が、バコンと上がってしまい、
ちょっと焦りました。やはり胆管の腫れが強いということで、お薬を少し強いものに
変えていくとのこと……。とにかく、胆管の腫れが引かないと、肝臓から排出される
毒素が腸管に排出されないのです。そして、排出されない毒素が黄疸になって
出てしまう、という悪循環……。
とにかく胆管が詰まってしまうと、大変なことになってしまうので、腫れをとにかく
抑えないと! なのです!!

今朝のピリカは、耳が明らかに黄色くて、さすがに、涙が出そうになりました。
でも、ピリカ本人は、「あ、来てくれたの~。待ってたよ~ゴロゴロ、ボーボー」
とケージの中で甘えまくりでT▽T
先生も「数値悪いのに、機嫌がいいのか、がんばって機嫌よくしてくれているのか
とにかく、スタッフが行ってもゴロゴロ言ってくれます」と。
なんだよ~、ピリカってば、頑張り屋なんだよねT~T
いい子だな~としみじみ思いました。

さっき夜に面会に行ったら、またもゴロゴロとご機嫌。
看護師さんから「さっき、鼻経栄養しているのに、口からご飯食べるって、カリカリ
20粒も食べてくれたんですよ^^」と!!!!
その調子よ~T▽T

でも、B.C.以来、久々に、仕事からの帰宅で猛ダッシュしました!
呼び止める上司に「すみません! 急いでるので明日~!!」といいながら駅まで
ダッシュ! なのに、電車が帰宅ラッシュで遅延……><
病院の最寄駅に付いたときは、面会終了時間だったのですが、「10分で行くので
すみません!!!」と駅から猛ダッシュ。
家に帰ったら、ヒザの関節がカクカクしていました(いや、加齢か・笑)。
B.C.のときよりも勤務先から病院、自宅が遠いので、電車1本逃すと間に合いません><
はぁ~、都下をやめてまた都心に引っ越すか??? と思う毎日です^^;

とにかく、何はともあれ、
病院慣れなんてしなくていいから、ピリカが早く帰って来れますように!!
by boochikurin | 2015-05-14 00:39