ピリカが教えてくれたこと① 肝機能と皮膚の関係

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溜まっている仕事と疲れで、なかなか更新ができない毎日。
でも、その後もピリカと同じ疾患や肝機能低下などで闘病されている猫さん
からメールなどをいただき、決して「まれ」な疾患ではなかったのですね。



少しずつですが、ピリカから学んだこと、教えてくれたことをアップできればと
思います。
すべてが正しい医学情報とは限らないので、自己判断しないで、気になった
方は主治医などに聞いてみてください。

今回のピリカの突然の出来事で、私がもっとも腑に落ちなかったのが、
「あまりに突然」であること。さらに、「もともとアトピー持ちだから定期的に
病院に通っていたのになぜ食い止められなかったのか」ということでした。

思い返せば、B.C.なんて病院が大っきらいで、キャリーバッグを出すぞ、と
私が心で思うだけで隠れてしまい、キャリーバッグに入れるだけで1時間
以上かかるため、ぶっちゃければ「ちょっとやそっとの症状」では、嫌がる
しまぁ、いっか、と病院に連れて行きませんでした。
噴水ゲロは吐きまくっていたし、ピリカと同じようにお腹を舐め壊して、
ハゲていたり、耳をかいて流血することもありました。でも、まぁいっか、
と晩年、斜頚や網膜剥離の疑いが出るまでは、病院通いはほとんど
しなかったのです。

その反省もあり、「次の子は、大事に、何かあったらすぐに通院できるよう
にしよう」と心に決めていました。一度亡くすと、心配性になることもあって、
ピリカのケアは、「早め早め」にしていたのです。

さらに、ピリカは我が家に来てすぐに、皮膚疾患と鼻炎系の疾患症状が
あらわれました。
保護宅さんでしていただいた避妊手術の跡が気になって、舐めまくり腫れ、
それと同時に耳もかいて赤くなりました。
そこから、アトピー性皮膚炎の疑いありで、色々な治療が始まりました。
さらに、逆くしゃみも発生。緑膿菌という免疫が弱っているときに発生する
菌もみつかりました。
皮膚病では、都内では名医と呼ばれるところにも言って、治療してもらい
ましたが「アトピー性皮膚炎の疑いあり」のままで、アトピコやステロイド
投薬をするのみという感じだったのです。
その治療は結局ずっと続きました。
特に、昨年から今年にかけては、ずっと何かしらカイカイがある感じで、
過去の写真を紐解いてみたら、エリザベスカラーをしている写真ばかりで
「かわいそうだったな」と今更ながらに思うばかりです。

でも、もしかしたら、ピリカの皮膚疾患と肝機能系の疾患はリンクしている
のではないかと色々調べてみました。
結論から言うと猫の場合は、確実にそうとは言い切れませんが、
人間の場合は、肝機能系と皮膚症状はリンクしやすいというデータも数多く
出ているようです。
さらに、これも人間データですが、アトピー性皮膚炎など皮膚疾患を患って
いる子供たちを詳しく調べたところ、肝機能が悪いケースが多いことがここ
10年ぐらいでわかってきたといいます。
肝臓は、代謝機能を司るもっとも重要な臓器なので、その部分にダメージが
出れば当然皮膚代謝にも影響するということです。
しかも、肝臓がんなどの患者さんの症状のひとつにも「皮膚のかゆみ」が
あるそうです。黄疸(血中のピルルビンや胆汁酸)の量が多くなると末梢
神経を刺激するため、皮膚が痒くなるのです。

今となっては、ピリカのカイカイが肝機能と関係していたかはわかりません
が、もしかしたら、小さい頃からずっとカイカイさんだったので、肝機能が
弱かったのかもしれません。
ただ、もちろん、血液検査も定期的にはしていました。
ステロイドなどを投薬するため、肝機能と腎機能を年に2度は確認してい
ました。1度肝機能が少し高いかも、と言われたことがありましたが、
それよりも腎機能が少し高いから注意してください、と言われたことの
ほうが気になり、「肝機能が少し高い」は見過ごしてしまっていたのです。
注意すべきポイントはここにあったのかもしれませんね。

カイカイやアトピー持ちの猫さんがすべて肝機能が悪いわけではないの
でこのことで神経質になってほしくはないのですが、
確かに、カイカイが出るときは免疫力が低下、元気だけどいつもよりも
元気も低下ぎみ、なんてことも多かったような気がします。
そんなときは、少し料金はかかりますが、血液検査で肝機能をしっかり
みてもらうことも大事なのかもしれません。

今回のことでわかりましたが、医者はこちらが気にしてアタックしないと
目の前に起こっている症状しか診てくれないことが多いと思いました。
これは人間も同じですよね。
風邪かな? 発熱で咳をしていけば、「そうですね、風邪ですね」と風邪
の薬と抗生物質などを出すだけです。
でも、「ずっと熱が下がらずに、咳もひどくなるばかりなので」と言って
始めて、「レントゲンを撮って詳しく診察しましょう」ということになります。
猫も同じ。
「カイカイがひどくて」と言うだけでは、「あぁ、またカイカイ出ちゃいました
ね、じゃぁ、お薬出しましょうね」で終わりです。
「カイカイが頻繁に出るということは内臓や免疫系の疾患がないか心配
なのですが、調べることはできませんか? 肝臓が悪いとかゆみが出る
と聞いたことがあるので、そのあたり心配しています」といえば、肝臓ま
で詳しく診てくれることでしょう。

「患者がネットで一夜漬けで勉強してきて何を言っている」という獣医師も
いるかもしれませんが、患者は心配なものです。今の時代、素人であって
も色々調べることができるのも当然のこと。それを「素人が」というような
医師であったとしたら、それは少し残念なことだと思うのです。

私の中に、カイカイと肝機能(膵臓や胆のうも含めた)が関係しているという
意識はなかったので、これはピリカが身をもって教えてくれたことかなと
思っています。
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こんな感じで少しずつですが、今回のピリカの経験を書き残していきたい
と思っています。

上の写真はピリカのしっぽです。いつも寝るときは後ろ足に巻きつけていました。
長かったなぁ~。

近況:なんだか急に引越し病にかかっています。
ただ、ピリカ出費もあったので、すぐは無理かなと思いつつも迫る更新。
未だにかかりつけ医の前を通れず、なんだか生活も不便で^^;
できればセカンドにお世話になった病院の近くに引っ越したいと思う毎日です。

※色々とコメントありがとうございます。
もう少しお時間ください。ゆっくりお返しします!
by boochikurin | 2015-06-28 01:37 | ピリカ