ともに老いる。

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この週末、ソウルに行こうと連休も返上して仕事をがんばっていたのだが、やはり
終わらず・・・涙。今の仕事を続ける限り、月末に休むことは不可能に近いと覚悟
をしたT T 悔しいから、夜、ずっと観たかった韓国映画をDVDで観ることにした。



『牛の鈴音』というドキュメンタリー映画なんだが、年老いた爺さんと40年連れ添って
きた爺さんの牛とのお話。何とも地味な題材なのに、なんと韓国では300万人動員
という驚異のヒット作で、話題になっていた。

いや・・・、泣けました。かなり・・・。
貧しい老夫婦の家に、40年連れ添った年老いた牛。爺さんも足が悪くてよろよろなんだけど、それと同じように老牛もよろよろ。通常15年という寿命をはるかに超えて、長生きしながらも爺さんの足となり、こき使われ働き続ける老牛。爺さんも老牛も具合も悪くて、もう先が短いと言われながらも、爺さんは老牛とともに田畑を耕し続ける。次第に、小さくやせ細っていく老牛。かわいそうなぐらい爺さんとばあさんにこき使うんだけど(途中かわいそうかも、あんなに年老いて農耕させるなんて!と思いましたが^^;・・・)でもそこには、爺さんと老牛の間に"尊厳"みたいなものが存在しいていて、何だか観ていて、せつなくもあり、悲しくもあり、ありがたくもある話だった。
やせ細って小さくなっていく姿は、亡くなる前のB.C.を想い出してしまい、何だかとても泣けました。

農耕牛として爺さん一家を支え、爺さんも不自由な体で一家を支え続けて、最後まで自分の"分"を全うしようとする老牛と爺さん。形は違えども、B.C.も家猫としての"分"を精一杯最後まで全うしてくれていたんだなぁ、と、改めて感じました。

ともに年月を重ねて、ともに老いる。これってとっても尊いこと。
改めて、B.C.とのつながりにも感謝してみたりした夜なのでした。

本当に何でもない映画ですが、染みる映画です。
by boochikurin | 2010-09-26 02:02