最期の記録。

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温かい書き込み、ありがとうございました。今日荼毘にふして帰宅しました。
上の写真は、18日夜のB.C.です。不調なもののまだこのときはこんな感じ。
月曜日から急激に悪化し、火曜日は危篤状態で1日が過ぎました。




最期のお話は、アップすべきかなやんだのですが、リンパ腫の治療の問題点
や難しいところを自分なりに思う部分もあり、今後のリンパ腫介護の小さな
ヒントになればいいなぁと思い、記録することにします。

B.C.の腹部にちょっとした違和感を感じたのが1月25日ぐらい。
悪性リンパ腫は抗がん剤などの積極的治療をしないと余命は3カ月と言われて
いるが、B.C.はまさにマニュアル通りの結果になってしまった。

でも、B.C.のリンパ腫発覚から、過去の体調変化などを思い返し、兆候は
秋の終わりあたりから出ていたのかもしれないなぁと思った。
食欲低下が頻繁になり、食べても太らない、お腹なんとなく風船的に張る、
こんなサインもリンパ腫の警告だったのかもしれない。

ほとんどの猫さんが進行してから発見するケースが多いという。
しかも、進行もリンパ腫は早い。
予防といっても難しいかもしれないが、不調を感じたら、リンパ腫の可能性も
医師に相談することが大事なのかもしれないと実感した。リンパ腫の場合、
しこりが出ない場合も多い。しこりの存在だけに頼るのではなく、血液検査の
ついでにそのあたりのチェックもしてみるとも大事な気がする。

私もB.C.がリンパ腫になって初めて、猫界でこんなにもこの病気に闘って
いる猫が多いことを知った。高齢猫さんが多いが、若い猫さんでも発病する
こともあるという。だからこそ、いい予防や発見法が見つかってほしいと思う。

しかしながら、B.C.を旅立たせたのは、がん細胞が急増して攻撃した、という
わけではない。
この病気が厄介なのは、腹水や胸水やたまったり、貧血を併発することだ。
さらに、消化器系リンパ腫だと腸管や腎臓などに転移することもあり、それが
身体に大きな負担を与えることも多い。

で、B.C.が難儀したのが、腹水問題だった。
心臓がもともと悪いせいもあり、リンパ腫の影響もあって、腹水と胸水が溜まり
初めてしまった。胸水の量は大したことはなかったのだが、腹水はちょっと多か
ったので、利尿剤を使って出すことを選択した。ハリを刺して抜くのも痛いし
かわいそうだし、という思いから選択する部分もあった。

でも、この利尿剤、まるで綱渡りを渡るように、バランスが非常に難しい。
尿を出せば、体内水分が減り、腹水も低下するがその分脱水が激しくなる。
B.C.は1時間に4~5回もしっこをしていた。しかも1回の量も半端ない。
赤ん坊のしっこぐらい1回でするのだから、身体の水分はどんどん減る。
腹水も減るが、身体に必要な水分が減ってしまう。利尿剤を使うようになって
から体重があっと言う間になんと1キロも減ってしまった。
最初筋肉がやせてしまったのかと思ったが、筋肉にハリがあって膨らんでいる
のも、水分があるから。水分不足の筋肉はしぼむ。B.C.の下半身は、鶏の足の
ように細くなり、筋肉がまるでない足になってしまった。
利尿剤が効きすぎてしまったのだ。

急いで利尿剤をやめたが、体内に残留している利尿剤がしっこを誘発し、さらに
頻尿の副作用があるステロイドも飲んでいたので、しっこは止まらなかった。
月曜日からはステロイドをはじめすべての投薬をやめたが、ちょっと遅かった。

もうぐったり。私が見ても、脱水で具合が悪いのがよくわかった。
月曜日は様子を見て、火曜日の午前中に病院へ。
院長先生は不在だったが、若先生が「申し訳ありませんが、緊急処置状態です。
脱水がヒドイので静脈点滴の処置をしますので、立ち会えますか?」と言われた。
皮下点滴ではもうどうにも対処できず、静脈に点滴するのだが、今の時点では
復活の可能性は五分五分と言われてしまった。
「今まで静脈点滴のはなしはありませんでしたか?」と聞かれ、あぁ、そんな選択
もあったの? と・・・。脱水仕切ってからでは、静脈点滴しても難しいらしく、
やるならもう少し手前の段階がよかったらしい。

その段階で、少し後悔したが、自分では知らないことだったので後悔しても仕方ない
今をどうにか乗り切らねばとということに。

ここでの教訓ですが、すべてに静脈点滴がいいわけではないですが、
しっこが出過ぎる、利尿剤を使用している、というときには、脱水を日々マメにチェック
してもらって、体内電解質などのバランスもみてもらい、どうフォローしていけば
いいのか丁寧にケアしてもらうことが大事だと思った。
医師も一生懸命だがすべてを把握しているわけではないから。

で、静脈点滴を20日12時からスタート。少し呼吸も乱れていたので、酸素マスクを
当てながら静脈点滴を夜8時まで。その間、細かい血液検査や注射などで処置をする
がB.C.はグッタリ・・・。でも、しっこがしたくなると立ち上がろうとする。
で、熱いのが酸素マスクを猫パンチで「いらないぜ!」と払いのけることもたくさんあった。
でも、外すと苦しそうな感じがして、すぐにマスクしてしまうのでB.C.はちょっとうっとうしい
かったかもしれない。

主治医がいる病院は24時間介護ではないので、24時間介護の病院を紹介するか、
可能な限りの処置をして、帰宅し朝イチでまた連れてくるか、という2択を迫られる。
かなり悩んだが、改善も五分五分ということで、知らない病院でひとり旅立つ可能性
を考えたら帰宅させよう、という想いになった。

で、そこからは自宅の酸素室へ。
もうぐったりでほとんど動かないが、やはりしっこのときはかすかに泣く。
息もこの時は正常。とにかく寝ている。
でも、しっこの回数はあまり減らない。

夜中、連日の徹夜看病で疲れていたこともあり、ウトウトしたのが2時45分ぐらい。
で、カタという音で目を覚ましたら、B.C.が手足を軽くバタバタさせていた。
少しひっかかるような呼吸をしていて、大丈夫??!!と手と足を触ったら体温が
低い。焦ってマッサージするが、次第にひっかかる呼吸が激しくなり、すっと逝って
しまった。3分ぐらい呼吸で苦しんだかもしれないが、最期の1日はだるくてつらかった
かもしれないが、ほとんど寝て逝ってしまった。

もっと激しく痙攣とか発作とかあるのかもしれない、と覚悟していたので(病院でどんな
様子になるのか、最悪なパターンも含めて聞いておいていた)、その点ではB.C.は
あまり苦しまずに逝けたのかもしれない。

しかし、本当に水分バランスはリンパ腫だけでなく、腎臓でも気をつけることが、大事
かもしれないなぁと思った。血液検査で、しっこの出過ぎで、B.C.の身体はナトリウムが
異常に増えて、塩漬けみたいな感じだったようだ。でも、そのナトリウムを減らすために
何かをすると、別の何かが立たなくなるという。本当に体内って微妙な体内バランスで
保たれているんだなと、B.C.から教わった感じだ。

私はとにかく「リンパ腫」という言葉があまりに怖くて、その病気にばかり終始してしまった
ところがあった。もちろん、リンパ腫がB.C.の病を進めた大きなファクターになったかも
しれないが、リンパ腫から発生するさまざまな併発因子や隠れたコワイ因子にもう少し
気を配るべきだったなと思った。医師もそのあたり、落とすこともあるので、こっちから
積極的に聞く、お願いすることが大事だと思う。

というのが、どうしても記したい最期の覚書。

最期B.C.の体重は、1.7キロにまで減少してしまった。
本当に子猫サイズになってしまったB.C.。

でも、生命力は横綱級だったと思う^^
本当によい子。しかも、かあちゃんの我儘をしっかり守って、私の時間があるときに、
いつも具合が悪くなっていた。火曜日緊急治療のときもこの日は仕事が休める日だった。
すごいなぁ、B.C.は。ありがとね^^

で、今日、荼毘にふしました。
あいにくの雨でしたが、荼毘にふす前に、怖がりのB.C.はなんとフッと飛んでい行きました。
なんて、ポエットリーないい方になってしまいましたが、
荼毘にふすまえに、釜の蓋を閉める前に、突然ものすごい突風が吹いたのです。
私も「あれ?」と思ったのですが、火葬に付き添ってくれた友人2名も同時に「あれ?
今、B.C.行ったね^^」「怖がりちょだったから、熱いの嫌で、お先に!!って急いで逃げて
いったね^^」と言われました^^
現実論者の私ですが、みんなが同時に感じたことは当たっている気がします^^
B.C.らしい旅立ちだった気がします。

そして、骨もなかなか立派でした。
「喉仏が非常に立派で、声が大きな猫ちゃんでしらか?」と聞かれ、晩年はうるさいぐらい
しゃべっていたのはそのせいか^^;?といまさら納得しました。
しっぽもキレイにながーーーーーーーく残って、惚れぼれしました^^

で、今夜は猫友(先日Cちゃんを亡くした猫ママちんです^^)とさんざ、自分らの猫自慢、
老猫の可愛さをうるさいほど、声がかれるほどしゃべって、萌えるだけ萌えて楽しい時間
を過ごしました^^
いい送りができた気がします^^
これから、B.C.と作った習慣がなくなることに戸惑うことも多いと思いますが、こればかりは
時間しか解決できないので、ボチボチ行きます。

我が家の願いは、病気と闘っている猫さんたちみんなががんばれますように^^
高齢猫さんは、長寿記録更新ができますように^^
若い猫さんたちは、どんどん成長してみんなといい時間がどんどん増やせますように^^
と思います。

「このほしにねこがいるしあわせ」は、今も私の中では何も変わりません^^
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お花を送ってくださった方々、本当に感謝しています^^
とても華やかに、キレイに送り出せました^^
by boochikurin | 2010-04-23 02:20